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宮大工から8代(300年)続く木工一族-建具の小清水

思い出品を家宝に(宮大工から8代(300年)続く木工一族による伝統技術で、家具やドアを神聖な家宝に蘇らせます。)

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香図組子の仏壇の製作ストーリー (小清水秀之助:2代目代表の弟、2代目代表 共作)

9thfirstson · 2015年3月12日 · コメントを書く

今回は、我が家で使用している「香図組子の仏壇」についてご紹介いたします。まずは写真をご覧ください。

この仏壇は、戦前に製作が開始され当初は2代目代表である小清水春雄が担当しておりました。しかし第二次世界大戦が始まり、2代目代表が出兵したために製作が一時中断の状態でありました。

終戦を迎えると、嬉しいことに小清水建具店(建具の小清水の前身)は大繁盛!我が家の仏壇を製作する時間もなくなってしまいました。そこで、7代目代表の弟である小清水秀之助が、作りかけだった仏壇を完成させました。

 実際に、今でも我が家で仏壇として使用しており、今では亡き7代目代表とその妻である小清水ハツ江が仲睦まじく眠っております。そして驚くことに、製作完了から50年余りが経過しているのにも関わらず、その年月を感じさせない頑丈さと美しさを兼ね備えています。しかも実はこの戸の部分は、耐久性のために、表だけでなく裏にも硝子が張ってあり、見えない所での気配りがなされています。

 そして、誠に残念なことにこの製作を完了した小清水秀之助が2015年3月10日に息を引き取りました。93歳という大往生です。よく8代目が、「俺が1週間かけて作る組子を叔父さんは1日で作ってしまう」と口にしています。秀之助さんは、とても寡黙な人で自分から話すようなことは一切ありませんでした。

一緒にお茶をしているときでも余計なことは一切しゃべりません。しかし、黙々と現代表と仕事を共にし、なんと85歳になるまで仕事を続けてくれました。仕事を始めたのが、高等小学校(今で言う小学校)卒業してすぐだった事を考えるとなんと70年余りも建具屋として仕事を続けていたことになります。2代目代表が亡くなった後も3代目代表を支え続けた素晴らしい職人でした。

 今では、その偉大な叔父の技術を8代目代表が脈々と引き継いでおります。

写真(小清水 秀之助 孫と共に)

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